こんにちは!
歌う魔よけBB’sです。
2018年のクリスマスソロライブ
全身全霊で歌って踊って、
ブログを書いた途中で息絶えました。

以下は、25日に書き上げたもの。
アップするのが今日になってしまいました。
でも、その時の心情を残したくて。

良かったらお読みください。

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歌う魔よけBB’sは、年内のすべてのライブが終了し
一人静かにブログを更新する夜です。

浦上キリシタン資料館でのクリスマスライブ。

大感動の末、終了いたしました。
今年のクリスマスライブは、
私の地元、原爆中心地であり
潜伏キリシタンの村であった浦上で開催したい!
と強く願っていました。

浦上の2度の受難

会場の浦上キリシタン資料館には、
潜伏キリシタンの迫害と信仰
投下された原子爆弾の爪痕という
2度にわたる浦上の苦難の歴史が
展示されています。

 

あまり知られていない事実ですが、
実は仏教徒もキリシタン時代には、迫害されました。

 

 

 

 

その後、浦上の潜伏キリシタンは、永い弾圧の末
信仰の自由が認められて、故郷の浦上に帰り
貧困の中、爪に火を灯すような思いで
約30年をかけて浦上の地に天主堂を建立しました。

 

そしてその約30年後、の1945年8月9日に
原爆が投下され
天主堂も人々も一瞬にして吹き飛び
一帯は放射能まみれの焼け野原になりました。

 

 

 

過去の嫌な経験を水に流す

 

現在の浦上は?というと、
皆が平和に暮らしています。

町は見事に復興し、
キリシタンも仏教徒も
日本人もアメリカ人も諍いなく共存しています。


(原爆後建て替えられた浦上天主堂のおひざ元)


(平和町商店街です。その昔日本26聖人が、処刑されるために歩かされた浦上街道)

お互いにやったりやられたりしたことを

水に流して、共存しています。

人類史上まれにみる壮絶な2度の苦難。

それでも今、この地は見事に復興し

そして人々は平和に暮らしています。

 

歌う魔よけBB’sの
父方は、浦上のキリシタン
母方は、仏教徒

昔であれば、敵味方ですね。

 

夫は、原爆を落とした国、アメリカの人です。

 

彼はこの地に、25年ほど暮らしていますが、

原爆の恨みごとを、人からぶつけられたことはなく、

つつがなく、平和に暮らせています。

 

 

長崎の本当の世界遺産は人

 

歌う魔よけBB’sは、このような場所で生まれ育ったので、

物心ついた時から、

「この世界が平和に生き残っていくには

どうしたらいいのだろう?」

という問いを、いつも心の中に持っていました。

 

(子供のころからの遊び場。うちから歩いて2分の原爆落下中心地公園。)

 

訪れた国は約35か国。

アメリカはもちろん、
南アフリカ共和国や、ブラジル、
フォークランド諸島や
国ではありませんが、南極も行きました。

 

宗教的な対立や、過去の抗争から

代々争い続けている国や民族が

世界には沢山ある中で、

この浦上の人々の平和な暮らしは、

奇跡的な事例だと思います。

 

 

辛く、苦しかったことでしょう。
恨んだり、悲しんだり、
生き残った自分を責めたり、
弱い自分に嫌気がさしたり、
私には想像もつかない経験だったでしょう。
それにも関わらず、直接経験をしていない若い私たちへ、
恨みつらみを引き継がせなかった。だから私たちは、昔、敵であった人を
恨んだり嫌ったりする感情がないのです。本当にありがたいことです。

歌う魔よけBB’sは、本当の世界遺産は建物ではなく

キリシタン、そして仏教徒、神道を信じた人々も含め

長崎、浦上の先人たちだと思っています。

だから、今年はこの浦上でクリスマスライブを行って、
そのことを集まった人たちにお伝えして、

この平和な生き方ができることについて

先人たちへの感謝を、歌と踊りを通して

捧げたいと企画しました。

 

(右には原爆のきのこ雲、左はキリシタン拷問の記録が展示してある部屋がステージ)


(後ろには、ピンクのアフロシンガーズのふみちゃんのお父様作のマリア観音の絵)


(変顔の後ろには迫害されたキリシタンの史料)

 

涙、涙、のクリスマスライブ

こういう意図でのライブだったからか、
楽しいノリノリの一曲目から
ハラハラと涙を流す方アベマリアで号泣する方
(これはライブでは、毎度のことですが)

「諦めずに小さな力を持ち寄って
諦めずに生きていこう」
という途中の曲でもハンカチで目を抑える方、

 

初めて来られた、男性の方々も、
そこここで、涙をぬぐっていらっしゃいました。

 

 

という私も、普段のライブではそんなことないのですが、

歌っている途中からこみ上げてきてしまい。。。。。

 

歌う魔よけBB’sのライブは、
英語の曲ばかりで、
歌詞の意味が分からない方が多いいも関わらず、
なぜか涙が出てくる方が頻発しますが、

 

 

今回のライブで、泣く人の人数が

尋常じゃないほど多かったのは、

やはりこの土地のなせる業かもしれませんね。

敵も味方も平和を願っている

 

ともすれば、敵対する相手は血も涙もない
悪い人たちだと思いがちですが、

どの時代の、どの国の人も
人間は同じです。

自分の家族や子供を守りたい。
傷つけられたくない。
人を傷つけたくない。

 

できるなら、争いたくない。
戦争に行きたくない。

敵などがいない、安心した暮らしがしたい。

そう思っています。

 

でも、そんなことは不可能だ、
夢物語だと
決めてしまっている考えが
まだ世界にはあるようです。

だからこそ、

 



過去に何があったとしても、

人は幸せを選択することができる。
焼け野原をも、再生する力と

 

敵対する人とも、和合する力がある。

浦上の先人たちが築いてきた

平和な生き方。

浦上の人にできたなら、

他の場所や国でも、きっとできるはず。

 

だから、

 

 

歌う魔よけBB’sは、


歌と踊りと言葉で、日本中、世界中で

 

長崎の浦上のことを伝えていきますよ^^

この地球の生きとし生けるものが

 

ますます平和で輝く命に溢れるように

祈りを込めて。

 

ライブにきたり、
ライブやクラスを企画主催したりで
応援してね!

 

東京で初ライブします!

⭐️ゴスペルを歌ったことない

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そんな方こそ、大歓迎❣️

 

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